コロナの影響も弱まり、日常が戻ってきた2024年、そろそろ旅したいな…と思い始めている方も多いのではないでしょうか?
今すぐ旅行!というわけには行かないものの、年末年始や春休み、夏休みに向けて今から情報収集をして、ワクワクを先取りしたいですよね?
そんな旅好きな方の為に、今回はカメラバッグのお話を中心にしていきたいと思います。
「え?カメラバッグ?そんなにたくさん種類あるの?」
と、カメラをお持ちの方でも意外と知らないカメラバッグ、実は奥が深いんです。
特に旅行に行く際に、カメラの持ち運びが思った以上に悩みの種になりがちで、
「もっと手軽に持ち運べる様にできたらいいな…」と思われる方も多いのではないでしょうか?
そんなお悩みのアナタにピッタリなカメラバッグを見つけてもらいたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
【筆者プロフェール紹介】
就職活動中に始めた家電量販店の土日限定販売員のアルバイトで西日本販売台数月間1位を記録。
その後、エーゲ海一周の旅を経て帰国後にカメラ大型量販店での土日限定の販売員アルバイトを再開、2ヵ月連続で全国1位を達成、この記録が評価につながり当カメラメーカーへの就職が決定、カメラ専門店への専属営業として約5年間勤務。
その他、関西圏の販売員育成と初心者セミナーの開催を担当し、2,500名以上の講師実績を持つ。
現在はプロカメラマンとしても業務を行っている。
まずはバッグに何を入れるかをおさらいしてみる!
まず第一に、お持ちのバッグに何を入れるか?から考えなければなりません。
というのも、「カメラ以外にも入れるものがあるかないか?」でカメラバッグは大きく変わってきます。
その前に、カメラと一言で表しても、主に以下の4種類があります。
カメラの種類は主に4種類ある
・コンパクトデジタルカメラ
・ミラーレス一眼カメラ
・一眼レフカメラ
・ビデオカメラ
・(その他フィルムカメラもありますが今回は除外します)
コンパクトデジタルカメラとビデオカメラは手軽にバッグの中に収納できる為、わざわざカメラバッグを購入する必要は特にありませんので、ここでは除外して進めるとして、問題はミラーレス一眼カメラと一眼レフカメラですね。
実際に様々な種類のカメラバッグがあるのですが、次に考えるのが「カメラ以外に何を持ち運ぶか?」になります。
そして、主にS. M. Lサイズの種類があります。
その次に考えるのが、「レンズを何本持っていくのか?」になります。
カメラバッグのサイズ(S. M. L)
●Sサイズ
主にエントリー向けのミラーレス一眼と一眼レフカメラの小型タイプが該当。
レンズは1本、もしくは+1本を収納できる大きさ。
●Mサイズ
主にエントリー~ミドルクラスのミラーレス一眼と一眼レフカメラが該当。
小さめのレンズ1本に加え、+1本のレンズを収納できる大きさ。
●Lサイズ
ハイエンドモデルのミラーレス一眼カメラと大型一眼レフカメラを収納できる大型タイプが該当。
標準サイズのレンズ1本に加え、+1本のレンズを収納できる。
レンズを何本持っていくのか?
●カメラボディにつけっぱしの1本タイプ
ミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラでも一番お手軽なタイプですね。
このタイプは考え方が非常にシンプルで、カメラボディ+レンズが入るサイズがあれば十分な為、カメラバッグの方法は豊富にあります。
●標準レンズ+望遠レンズのタイプ
カメラボディに加えて+1本を収納するタイプです。
レンズの置き場所が必要になり、さらにすばやく取り出せるようにしけおかなければなりません。
●ズームレンズ以外に単焦点やマクロレンズを追加で持っていくタイプ
カメラにこだわり始めた方々はこのゾーンに入ってくるのですが、このへんから大きく枝分かれしていくことになるのですが、レンズを合計何本持っていくのか?で、カメラバッグは大きく変わってきます。
●レンズ数本を持参する強者タイプ
まさに写真を撮る為に旅行する強者タイプです(私はこの部類に入ります…)
通常のバッグでは入りきらない為、大型バッグのみが選択肢として残ります。
●カメラとレンズ以外に持っていくものはあるのか?
意外とここが忘れられがちなのですが、たとえカメラボディ+レンズ1本のミニマリストな方でも、予備のバッテリーや予備のSDカードなど、持参するものがある方は、最初に「カメラとレンズ以外に持っていくカメラグッズはあるのか?」をしっかり洗い出しておくことをオススメします。
カメラをバッグに収納する方法
カメラをバッグに収納して持ち運ぶ方法は主に以下の4種類があります。
自分の大型バッグに入れるインナーバッグを活用する方法
・カメラ用ウエストポーチタイプ
・カメラ用ショルダーバッグ
・カメラ用リュックサック
・カメラ用ローラーバッグ
カメラのサイズと持ち運ぶレンズの本数によってカメラバッグは変わってきますので、ご自身のパターンと照らし合わせてみてくださいね。
●自分の大型バッグに入れるインナーバッグを活用する方法
インナーケースとも呼ばれるもので、お持ちの大きめのバッグやトートバッグなどにカメラ収納ケースを入れて持ち運ぶタイプです。
クッション性に優れており、バッグの中でレンズがあちこちに移動したりすることもなく、しっかりと収納できるのが人気の理由です。
この様なタイプのバッグで、サイズ毎に種類があったり、中仕切りを移動して調整できるものがあったりします。
●カメラ用ウエストポーチタイプ
ウエストポーチタイプのカメラバッグで、レンズはボディにつけて1本あれば十分、手軽に出し入れができて別のバッグも持ち歩いている、そんなタイプの方におすすめです。
●カメラ用ショルダーバッグ
サイズの種類も多く、デザインや形状も豊富に種類があり、シンプルなデザインのものからかわいいタイプのものまで好みに合わせて選びやすいのが、このショルダーバッグです。
斜め掛けで肩にかけ、両手が空いていてカメラの出し入れもしやすく、収納も比較的多めにあるので、カメラボディに加えてレンズ2~3本持ち歩く少しこだわりタイプの方々からも支持を集めております。
●カメラ用リュックサック
リュックサックタイプのカメラバッグで、カメラボディだけでなく、レンズ数本を持ち歩きたい、予備バッテリーや予備のSDカード、フィルターやブロワーなどカメラグッズもまとめて持ち歩きたい、という方にオススメのタイプです。
主に、ガチ勢と言われる強者タイプの方々が主に使用しております。
●カメラ用ローラーバッグ
いわゆるスーツケースの様な形状のカメラバッグです。
カメラボディ2台とレンズ数本を持ち歩くような、主にプロカメラマンが中心に使用しているカメラバッグです。
初心者の方は、このローラーバッグは除外しても大丈夫です。
各カメラバッグタイプのメリットとデメリット
カメラの大きさが違えば、持ち歩くレンズの本数も人によって違いますし、バッグの種類やデザインの好みなどを考えると、自分の好みにピッタリなバッグを選ぶのが意外と難しいものです。
デザインの好みを語り出すとものすごく長いブログになってしまいますのでここでは一旦省いて話を進めていきたいと思います。
●自分の大型バッグに入れるインナーバッグを活用する方法
メリット:
・手持ちのバッグにカメラを収納できる為、普段自分が使うバッグも使える
・カメラを衝撃から守るクッション性があり、持ち運びの際にも安心
デメリット:
・カメラ+レンズ2本以上持ち運ぶ際には収納が足りない為、工夫が必要になる
・しっかり収納できるとはいえ、出し入れするのがやや面倒
●カメラ用ウエストポーチタイプ
メリット:
・サッと素早くカメラを取り出し、撮影してすぐ収納できる身軽さは1番
・別のリュックやショルダーバッグを持ち運べる
デメリット:
・収納場所があまり大きくない為、カメラボディについたレンズ1本が限界
・ミラーレス一眼カメラ向けに作られている為、小型の一眼レフカメラがギリギリ入るレベル
●カメラ用ショルダーバッグ
メリット:
・カメラボディに加えてレンズ3~5本近く収納できる
・サイズ別に種類が豊富にある
・両手が空くので撮影もしやすく、出し入れも比較的やりやすい
・種類によってはショルダーバッグ内で台座代わりにしてレンズ交換がしやすい形状のものもある
・小物を収納できる場所があり、持ち運びに困らない
デメリット:
・比較的大きくなる為、カメラボディとレンズ1本しか持ち運ばないタイプには不向き
・リュックタイプに比べて、やや疲れやすい
●カメラ用リュックサック
メリット:
・両手が空く為、利便性に優れている
・大容量のカメラ備品を持ち運べる
・重い荷物になりながらも、比較的疲れにくい
デメリット:
・カメラの出し入れがやりにくい
・レンズ交換の旅にリュックをおろす必要がある
・ファスナーが空いていても気づかない
●カメラ用ローラーバッグ
メリット:
・カメラボディやレンズをもっとも大容量で持ち運べる
・キャリーがついているので転がして運べる為、疲れにくい
デメリット:
・ローラーバッグ自体が比較的高価
・カメラの荷物が少ない方には不向き
オススメタイプ-インナーバッグ
カメラボディ1台とレンズ1~2本しか持ち歩かない、というタイプにオススメのインナーバッグですが、特に気をつけて見てほしい箇所があります。
・自分が持っているカメラが入る大きさか?
・中の仕切りを移動させることができるか?
・インナーバッグに蓋があるか?
まず、お持ちのカメラが入らないと購入する意味がなくなりますので、最初にサイズを確認してみてください。
次に、中の仕切りを移動できる形状になっているのか?を確認してください。
マジックテープで自由に移動できるタイプのものがおすすめです。
そして、インナーバッグに蓋がついているものがおすすめです。
何故かというと、移動中にバッグの中でカメラが暴れまわって飛び出したりすると、衝撃があった際にカメラが破損する恐れがあるからです。
その為、蓋がしっかりついているものを選びましょう。
オススメはこちら↓
中にはこういった大きめのインナーバッグもあります↓
オススメタイプ-ウエストポーチタイプ
あまり種類は多くはないのですが、機敏性に優れ、防犯性にも優れているウエストポーチタイプは、荷物が少ないタイプの方にはオススメできるアイテムです。
オススメタイプ-リュックタイプ
大容量でたくさんカメラレンズを持ち運びたいタイプの方に人気なのがこのリュックタイプです。
デメリットでもある出し入れが面倒という点を改善している形状のものも発売されており、近年では好みに合わせて細かくお好きなタイプを選べるようになってきております。
特に、色んな場所から取り出しができる様になっているタイプに人気が出てきて、利便性を兼ね備えたものが話題になってきております。
大容量で収納・出し入れがしやすいオススメのカメラリュック↓
オシャレ要素を追加したカメラリュックも登場↓

オススメタイプ-ショルダーバッグ
そして1番種類も多く、選ぶバリエーションが豊富なのがこのショルダーバッグタイプです。
持ち運ぶレンズの本数に合わせてS・M・Lタイプとあります。
また、シンプルなブラックのみのデザインのものからオシャレな色合いのデザインのものも多く発売されており、細かく自分好みのものを探せるがいいですね。
比較的小さめでオシャレなデザインのものも多く発売されており、ブラック以外にもかわいい色合いのバッグが多いのも、ショルダーバッグの特徴です。
また、この様な大容量タイプもあります。
中には防水性に優れたショルダーバッグもあります。
まとめ
以上、カメラバッグの解説でした。
要約すると、この様に分かれます。
小型ミラーレス一眼カメラまたは小型一眼レフカメラにオススメなバッグ
・普段使いのバッグにも収納できるインナーバッグ
・出し入れが機敏にできるウエストポーチ
■カメラボディ+レンズ2本を持ち歩きたい方におすすめなバッグ
・普段使いのバッグにも収納できるインナーバッグ
・比較的小さめのショルダーバッグ
■カメラボディ+レンズ2~4本持ち歩きたい方におすすめなバッグ
・ご自身の荷物の容量に合わせたショルダーバッグ
・ご自身の荷物の容量に合わせたリュックタイプ
■カメラボディ2台以上+レンズ数本を持ち運びたいに方におすすめなバッグ
・大容量を持ち運びできる大型ショルダーバッグ
・大容量を持ち運びできるローラーバッグ
とはいえ、大まかな分け方をしているので、まずはご自身で家電量販店に観に行ったり、ECショップで色々と検索して調べてみたりしながら、「自分に合うのはこれだ!」というものを見つけていただきたいなと思います。
他にもこのブログで解説してほしいリクエストがありましたら、お気軽にご連絡くださいね!