海外で使ってはいけないジェスチャーがある⁉日本人が気をつけてほしいNGジェスチャー9選

写真の撮り方のお話

待ちに待った海外旅行!行き先も決めて、荷物もまとめて下準備もOK、あとは行くだけ!
でもその前に、旅行先でNGなジェスチャーがないか、あらかじめチェックしておくことをオススメします。
現地でせっかく仲良くなった相手がいても、NGなハンドサインをしたことによって相手を怒らせてしまったり、嫌われてしまっては元も子もありませんよね?
下手をしたら喧嘩になることだって十分にあり得ます。
そうならない為に、滞在先にNGジェスチャーがないか、なるべく事前に予習をしておきましょう。

手を上げる

使用NGな国:主にヨーロッパ諸国

授業で手を上げたり、質問する際に手を上げる、日本ではまったくネガティブな意味のないジェスチャーですが、ヨーロッパ諸国で思わずやってしまうと相手との関係性を一発で壊しかねないジェスチャーですので要注意。
実は、このポーズはナチス式敬礼に見えてしまいますので、誤った認識を与えかねません。
さらに、日本語で「はい!」などと言ってしまおうものなら、ドイツ語の万歳の意味を持つ「ハイル」に聞こえてしまい、余計に事態が悪化してしまいます。

では、日本人が当たり前の文化として行っているレストランでウェイターを呼ぶ際や流しのタクシーを呼ぶ際にはどうすればいいのか?別のハンドサインがあるので大丈夫です。
代わりのジェスチャーとして人差し指を立てる合図をすると、ウェイターやタクシーの運転手が快く気づいてくれますので、ヨーロッパ諸国に行く方はぜひ覚えておいてくださいね。

手のひらを相手の顔の前に見せる

使用NGな国:アメリカ、ギリシャ、南アジア~アラビア諸国

日本だと、「ストップ!」「ちょっと止まって!」といった意味で使われるジェスチャーですが、アメリカなどの国で使うと「お前の話はもう聞きたくない!」という様な相手の話を聞きたくない時に使用します。
また、ギリシャでは「お前の顔に泥を塗るぞ!」という意味があり、相手を侮辱する際のサインとして使用されています。

日本では、ちょっと待ってやバイバイの意味でよく使われており、日本人が無意識に使ってしまいかねないジェスチャーの1つですので、使用NGな国に行く際には注意する様にしましょう。

ピースサイン

使用NGな国:ギリシャ

英語圏の欧米諸国では、勝利・反戦・平和という意味を持ち、勝利の「Victory(ビクトリー)」を表現するもので、ポジティブなジェスチャーの1つでもありますが、
同じヨーロッパでもギリシャでの使用は要注意!人に向けて使用すると、相手を侮辱する意味になってしまいます。
その昔、犯罪者に向かって中指と人差し指でモノを掴んで投げつけて侮辱していたことが由来となっております。
ギリシャで日本人同士が写真を撮るだけならトラブルになることはないとは思いますが、相手に「ピース!」とやってしまうと喧嘩に発展しまいかねない危険なジェスチャーですので、ギリシャに行く際はNGサインの1つだということを忘れない様にしておきましょう。

裏ピースサイン

使用NGな国:アメリカ、イギリスなどの英語圏、インド、パキスタンなどの南アジア

通常のピースサインから手の向きを逆にしただけなのですが、非常にネガティブで攻撃的な意味になります。
このポーズを使用NGな国でやってしまうと、相手を侮辱したり喧嘩を売るような「くたばれ」「死ね」という意味合いになります。

また、顎のラインを隠すことで小顔に見えると女性の間で一時流行った人気のポーズですが、アメリカで同じように裏ピースを口元に持ってくると、性的で卑猥な挑発と捉えられ相手を誘惑していると認識されることもあります。

親指を立てる

使用NGな国:ギリシャ・中東・西アフリカ・南米、アフガニスタン、イラン、ギリシャ、イタリア

「いいね!」「Good!」の意味で使われるこのジェスチャー。
SNSでは「いいね!」などで世界中で使用されているので、何の問題もなさそうなのですが、使用NGな国でやってしまうと、「お前の肛門に突っ込んでやるぞ」「くそくらえ!」という非常に下品な意味になってしまいます。場合によっては喧嘩になったり、トラブルに発展する可能性が大いにありますので、該当する国へ旅行する方は使用するシチュエーションに注意をしましょう。
親指を立てる「いいね!」のポーズ。サムズアップと呼ばれます。

親指を下に向ける

使用NGな国:アメリカ、イギリスなど世界各国

親指を上に立てるハンドサインを「サムズアップ」と言いますが、逆に親指を下に向けると「サムズダウン」と呼ばれます。
これは、こちらも中指を立てるのと同じ意味があり、相手を侮辱する意味があります。
スポーツ観戦でブーイングする時などに「ブーブー!」と言いながら使っていたりますよね。
このサムズダウンの由来は、古代ローマ時代、闘技場で負けた剣闘士に対し「やっちまえ!」と言う意味で観客たちが煽りで使用していたジェスチャーなんです。
非常に挑発的な意味を持つハンドサインなので、外国ではもとより日本国内でも使わないようにしましょう。
そもそも日本で似たようなジェスチャーはないですし、ネガティブなジェスチャーとして認識が広まってきているのでおそらく海外でも使用することはないと思いますが、使用しないに越したことはないジェスチャーですね。

OKサイン

使用NGな国:フランス、ブラジル、スペイン、イタリア、ギリシャ、トルコ、ロシアなど

日本人が頻繁に使用するこの「オッケー!」というジェスチャーも、使用NGな国で使用するとトラブルに発展しかねない為、特に日本人が要注意なジェスチャーです。
ブラジル、スペイン、イタリア、ギリシャ、トルコ、ロシアなどの国では、性的に侮辱する意味になってしまいます。

またフランスでは「数字のゼロ」を表し、人に向ける使用すると「お前は役立たずだ」「お前の価値はゼロだ」という意味になってしまいます。
ブラジルでは「自分は危険だぞ」という脅しの意味で使われております。

日本人同士ならよいのですが、使用NGな国の現地の方にオッケーサインをしない様に気を点けましょう。

小指を立てる

使用NGな国:中国、シンガポール、インドネシアなど

日本では指切りなどでおなじみの仕草。女性、恋人などを意味することもあります。

シンガポール、インドネシアなどでは、「最低」や「一番小さい」という意味となり、同じ由来から中国では「役立たず」「出来が悪い」と相手を見下す意味を持ってしまいます。

現地の人と仲良くなって「また会おうね!」と小指を指し出すと、
旅の思い出が台無しになってしまうかもしれません。
中国ではもっとも小さい小指を立てることで、「出来が悪い・能力が劣っている」と相手を見下す意味となります。日本では指切りなどで馴染みがありますが、中国を訪れる際には要注意です。

中指を立てる

使用NGな国:アメリカ、イギリスなど世界各国

手の甲を相手に向け中指を立てる仕草。
映画や海外ドラマなどよく目にしますが、「くたばれ!」という強い侮蔑の表現です。

アメリカやイギリスなどでよく使われるサインですが、
基本的には世界各国どの国においてもやらないほうが良さそうです。

まとめ

以上、海外で気をつけるべきNGジェスチャーをご紹介しました。
日本とは文化が違うことをあらかじめ理解しておくことで、現地で余計なトラブルを生むことはなくなりますし、せっかくよい関係を築けたのに特に意識せずにやったジェスチャーのでせいで関係性が壊れると…いう悲しい結果にならずに済みます。

とはいえ、考えすぎると却って旅行が楽しめなくなりますので、最低限のNGジェスチャーを頭にインプットしておき、また訪問先の国のNGジェスチャーを理解しておけば十分かと思います。

皆様の海外旅行が楽しい旅になることを祈っております。
また次のブログをお楽しみに~!

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